めんどくさい雑務から解放されるには?~BPOのススメ
そう思ったことありませんか?
マーケティングや企画立案など、「媒体の設計をする」のが本来の業務なのに、
社内各部署からの原稿や赤字の集約、制作会社への修正指示、修正後のチェック作業など、
「こまごまとしているけど、でも間違えられない作業」に忙殺されて、
本来の業務に手が回らない……
そんな経験ありませんか?
修正赤字の集約やチェック作業などは、間違いのないものを作るために、とても重要な仕事です。
とはいえ慎重を要することだけに、けっこう時間と手間がかかるし、神経をすり減らす仕事でもあります。
本来はもっと先々の媒体の企画や設計を考えるのが自分の本業なのに、
目先の媒体のチェック作業で手一杯になってしまう……。
こんな風に思うことはありませんか?
そこで、
という言葉はご存じでしょうか?
わりと一般に知られるようになった言葉かと思いますが、「ビジネス・プロセス・アウトソーシング」の略です。
ようするに「従来は社内で行っていた業務<ビジネス・プロセス>を、外部に頼むようにする<アウトソーシング>」ということです。
対象となるビジネス・プロセスはかなり幅広く、その中の社内で行うのがマストであるような「コア業務」以外は、原則的にアウトソーシングの対象となりうると考えられます。何をもってコア業務とするかは、業態によっても会社によっても違いますので、対象となるビジネス・プロセスも会社によって異なるといえます。
通常の場合、「直接的に利益を生む業務」や「定型化できないような業務」などが、コア業務と考えられます。
BPOのメリットとは何でしょう?
ひとことで言うと、コア業務以外を外部に任せることで、コア業務の質を高めることです。
会社全体の効率化とコスト削減にもつながります。
季節ものの案件など、繁忙の変動が大きく、コア業務にもかなり影響を与えてしまうものなどが、「ノンコア業務」(コア業務以外の業務)の代表例です。
では、BPOのポイントはどこでしょう?
これはズバリ、依頼する業務についての専門性が高い会社を探すことです。
せっかく外部へ委託しても、業務の質や効率が低下するようでは意味がありません。
媒体制作における、訂正情報の集約や修正チェックなどの仕事は、十分にアウトソーシングの対象となりえます。
ですが、失敗しないためには、なによりもまず、編集スキルの高い会社に依頼することです。
業務を効率化することだけでなく、その質も高めることができるという、いわば一挙両得を狙うことができます。
「餅は餅屋」
この言葉は、BPOの本質をよく言い表す言葉です。
”人手が足りない、時間が足りない、でもプロパーは増やせない、だから誰でもいいから手伝ってもらう!”──こういうスタンスでは、効率化と質の向上は望めません。
餅は餅屋に任せる、そこをきちんと見極めることがポイントです。
“いい餅を作ってもらいたいなら、いい餅屋を探すこと”
BPO成功の一番の条件はこれでしょう。