冬の洋服を大切に「ケア」しよう。
まだまだ寒い季節が続きますが、
毎日冬服のお手入れはされていますか?
一日着た洋服は意外と汚れやシワがついているもの。
なので脱いですぐにクローゼットにしまうのは避けたい・・・
でも冬物のセーターやコートってこまめに洗濯できないですよね。
こまめに洗えない分、着た後のお手入れがとても大切です。
ニオイも取れる「スチームアイロン」
冬服をクリーニングに出すことはあると思いますが、
生地が傷まないかと心配になりますよね。
そんなときはスチームアイロンでのお手入れが最適です。
・・・たとえば、イスに座ってできてしまう「折りジワ」。
気になりますよね。このシワを残したまま翌日も着るのはできれば避けたいもの。
スチームアイロンを当ててあげると、このようなシワもとれて、後ろ姿もきれいです。
さらに、スチームアイロンは毎日洗えない洋服のニオイ対策にもなるのです。
・・・たとえば、外食時の料理やタバコなどのニオイ。
このような気になるニオイにも、
スチームアイロンの噴射する高温で微細なスチームの粒子が、
ニオイの粒子をキャッチして外に除去してくれます。
筆者も数年前に購入し愛用していますが、
アイロン台が不要で洋服をつるしたまま使えるうえに、
噴射するスチームの勢いがとても良く、
外出前にもサッと使えて便利です。
もちろん夏物のTシャツなどのシワ取りにも使えるので、年中重宝しています。
毛羽立ちや毛玉防止に役立つ「洋服ブラシ」
一日着た洋服は目に見えなくても、思っている以上に汚れやホコリがついています。
特にニットなどの繊維の間にはホコリや汚れ、花粉などが入りこんでいます。
次に着るときのために、そして少しでも長く着続けるためにも、
その日の洋服をブラッシングする習慣をつけてはいかがでしょうか。
―カンタン! 洋服ブラッシングのポイント―
① 服の湿気をとるために少しの時間吊るす
② 襟や袖などの汚れやすいところは下から上へブラシをかける
③ 全体的に上から下へ流れに沿ってブラシをかける
(ポイントは強くこすらず、力を入れすぎないようにブラシをかける)
④ 繊維の流れを整えておしまい
ブラッシングをすることで
目に見えない小さな汚れやほこりを落とし、
繊維の流れも整えられて常にきれいな状態を保つことができ、
洗濯やクリーニングの回数も減るため、
洋服も長持ちしますよ!
できてしまった毛玉には「毛玉とり」
毛玉は、洗濯や着用などの摩擦によって引き出された繊維がからまってしまうことによりできるものです。
ですから、できにくくするためには衣服の摩擦を軽減することがポイントです。
たとえば着用前の防止策としては、
「洗濯の時にはネットにいれて柔軟剤を使用する」や、「擦れやすい布のバッグなどは注意する」などがあります。
また、毛玉のできにくい(できても自然にとれやすい)、ウールやカシミヤなどの素材を選ぶのも1つの手ですが、
最近では「毛玉予防スプレー ミスト undeg アンデグ」(株式会社ファヴールマルシェ)などの「毛玉防止用のスプレー」をふって衣服を守るという方法もあります。
しかしどんなに気を付けていても、いつのまにかできてしまうのが毛玉。
これを無理やり引っ張ってちぎろうとすると生地を傷めてしまう原因にもなるのでやさしくとることが大切ですよね。
そんな時におすすめなのが、「毛玉とり器具」。
「毛玉とり器具」は、手軽なブラシ型やカッター型、電動のコードタイプ、電池タイプなど、いろいろな形のものが販売されていて、
種類によってパワーや携帯性など目的に合わせて選ぶことができます。
8年連続シェアNO.1(※)の毛玉とり器「毛玉とるとる」シリーズ(マクセルイズミ株式会社)は、
衣服の風合いを損なわないようにするふわふわガードや、衣服を着たまま毛玉をカットすることができるなど、
多彩な機能で人気をあつめています。
しかもニットだけでなく、トレーナーやクッションなどもケア可能なんです。
毛玉の悩みからニット素材を敬遠していた人も、今年はちょっとしたケアで毛玉を防ぎ、
おしゃれであったかなニットファッションに挑戦してみてはいかがでしょうか。
※メーカー別販売数量シェア。2011年度~2018年度(4~3月)全国有力家電量販店の販売実績 GfK Japan調べ
大切な冬の洋服は、
ちょっとひと手間のメンテナンスで
キレイな状態をキープしましょう!