2月22日は「にゃんにゃんにゃん」で猫の日ですよ!
30
2月22日は「猫の日」。
記事のタイトルにもありますが、「にゃんにゃんにゃん」に由来しているんですってw
1987年に「一般社団法人ペットフード協会」と「猫の日実行委員会」が制定したものなんですが、ご存じでしたか?
一般社団法人ペットフード協会が毎年行っている全国犬猫飼育実態調査によると、
2016年までは猫よりも犬の飼育数のほうが多かったのですが、2017年から猫の飼育数が犬の飼育数を上回りました。
このブームは「ネコノミクス」とも呼ばれ、猫に注目が集まりましたよね。
猫は可愛いのがお仕事
諸説ありますが、日本ではもともとネズミを駆除するために猫を飼育していたそう。
「飼い猫」という存在になったのは、おそらく平安時代からだとされています。
というのも、その時代に書かれた『寛平御記』で、宇多天皇が猫を可愛がる記述が残されているからなんです。
ほかにも『源氏物語』や『枕草子』に猫が登場し、古くから日本人に愛されていたことが分かりますね。
また、猫は多くの著名人からも愛されています。
芸術家のサルヴァドール・ダリや、作家の三島由紀夫なども猫を可愛がっていました。
夏目漱石なんて、代表作の『吾輩は猫である』に、飼っていた猫をモデルとして登場させるほど。
そんな猫の魅力はたくさんありますが、なんといっても自由気ままに生きる姿が可愛らしいのではないでしょうか。
猫は単独行動を好み、人にあまり媚びることがないですが、そんな猫でも甘えるときがあります。
いつもはツンツンしているのに、たまにすり寄ってくる……そのギャップにも魅力を感じてしまうのかもしれませんね。
猫による秘密組織…?
ところで皆さんは「NNN」という組織をご存じでしょうか?
都市伝説的にネットでもたびたび噂になるんですが……
猫好きな人々の間ではかなり有名な組織なんです。
(ぜひ「NNN 猫」でググってみてください)
正式名称は「ねこ・ねこ・ネットワーク」とも「にゃん・にゃん・ネットワーク」とも言われ、
「猫の猫による猫のための秘密結社」であるとされていますが、詳しいことを知る者は誰もいないんです。
「NNN」の主な活動目標は、“人間と猫の共存・共栄”とされています。
世の中の全ての猫が幸せに暮らすことができるよう、うまく人間を操り、利用するために暗躍しているらしいんです。
構成員は猫であるそうですが、かなりの数の人間もNNNに協力していると言われていて……。
方法は不明ながら、「猫と一緒に暮らしたいなあ……」と考えている人間を密かにリストアップし、的確な猫をその家に(知人の紹介や、保護団体などを通じて)送り込んだり、困っている人を放っておけない心優しい人の背後に捨て猫をそっと配置するなど、その手段は巧妙を極めます。
このように彼らは日々、次々に人々の元へ猫を派遣しては飼わせ、自分自身の可愛らしさ、愛くるしさを武器に猫による人間界の完全支配を目論んでいるのです。
ともかくも、隙あらば猫を差し向けてくることで有名な「NNN」。
猫と共に暮らす覚悟が無いのであれば、決して軽々しく「猫、飼いたいな……」などと呟いてはいけません。
彼らは我々人間の、猫に関するどんな発言も聞き漏らすことはありません。
反対に、ぜひとも猫と暮らしたいと考えているならば、積極的かつ具体的に希望する猫の種類や色などについて口にするべきです。
NNNはきっと、迅速に貴方の願いを叶えてくれることでしょう。
こういった組織の活躍もあり、いまだかつてないほど、猫と人間の距離は近づいているのです。
ほら、振り向けばあなたの後ろにも……。
信じるか信じないかはあなた次第です。
多くの人々を魅了してきた猫。
2月22日はきっとSNSに猫の写真がたくさんアップされるはず。
可愛らしい猫の姿に癒されてみては♪