カレー食べ比べ同人誌の取材の取材に行ってきた

こんにちは。『ダンラク』ライターの坪内悟です。

 

2020年、今年はコミケもなくなって寂しい限り……!

NHKの『ねほりんぱほりん』でも、同人作家さんたちが豚としてご出演されてました。

 

ま、とはいっても、私のお目当ては

『情報系同人誌』

 

あんまりコミケを知らない人がイメージする “ちょっとHなマンガ” とかじゃなくって、
いわゆる「〇〇マニア」の人たちの評論本です。

ベタなとこだと「鉄道」とか「カメラ」とかですけど、

マニアックなとこでは
「サザエさんじゃんけん」(サザエさんじゃんけん研究所さん)とか
「宗教団体制作アニメ」(かに三匹さん)とか。

ちなみに私がよく買うのは「立ち飲み屋」(さいころ文庫さん等)とか
「昭和のキャバレー」(郷里の娘さん等)とかですかね。

 

コミケ以外にもそういう、「同人誌(通称:薄い本)の即売会」があるんですけど、
ふらーっと会場を歩いてると、
自分が全然興味なかったジャンルの、意外なおもしろ本を発見できたりして、なかなか楽しいんですよ♪

 

 

薄い本ってどうやって作ってるの・・・?

そういった同人誌を “買う側” として楽しんでいた私ですが、
そもそもそれがどうやって作られているのか?っていうのは知らなかったんです。

 

そしたら先日、Twitterで偶然こんな募集を見つけまして。

 

私も大のカレー好きですから、

これは面白そう!
と食いつきました。

 

そしてよく見てみると、なんとこれをつぶやいていたのは

「版元ひとり」
という同人サークルさん!
いままでも「タルタルソース」「マーボー豆腐」「のり弁」「コロッケ」などなど、いろんなものを食べ比べて同人誌にされている方々です。

 

この麻婆豆腐がすごい!《完・全・版》

版元ひとりさんの通販ショップより

「タモリ倶楽部」や「有吉ジャポン」などメディア出演も多数。

 

さらにこの方々、私も何度も足を運んだことのある
「おもしろ同人誌バザール」
っていう、情報系同人誌即売会の主催団体さんでもあるわけです。

おもしろ同人誌バザール

おもしろ同人誌バザール 公式サイトより

 

そんなすごい同人サークルが、どうやって自分の同人誌を作るための取材をしてるのか……?

いろんなカレーを食べられるだけでなく、その取材の様子も見られちゃうなんて、
私にとっては、まさに神イベント!

 

…ということで、まったくの初対面ながら、連絡を取りまして
私、取材に行ってまいりました。

 

 

食べ比べ系同人誌の取材とは…?

土曜日、電車に乗って向かいましたのは、
都内某所のキッチンスタジオ。

おじゃますると、そこですでに準備を始めている「版元ひとり」さん、(といっても、臼井さんと竹田さんというお二人なんですけど)がいらっしゃって、
そのほかに、私と同じような見学者、というか、カレー消費係7人が参加。

 

 

この合計9名でこれから、26種類のご当地レトルトカレーを試食していきます。

(この数だけでもすごいんですけど、実は前の週にも食べ比べ会をやって、そこでも26種類を食べたんですって…!なので、本ではトータル52種類を食べ比べることになるみたい!)

こちらは先週食べた箱だそう。(※ライター坪内撮影)

 

まずは箱入りのレトルトカレーを、本の構成をかんがえながら、ジャンル別にグループ分け。

ジャンル別にされたカレー(※ライター坪内撮影)

続いて、パッケージの箱から中身を出して、箱の写真を臼井さんが撮っていきます。
そして中身は竹田さんが湯煎していきます。

臼井さんと竹田さんの分担作業(※ライター坪内撮影)
臼井さんは写真撮影(※ライター坪内撮影)
竹田さんは湯煎(※ライター坪内撮影)

レトルトがあったまったら、お皿に移してテーブルへ。
お皿の隣にパッケージを置いて、どれがどのカレーかぐちゃぐちゃにならないよう、整理して置いていきます。

 

そしていよいよ、臼井さんと竹田さんによる試食取材。
1つずつカレーを食べながら、感想を言っていきます。

いよいよ取材開始(※ライター坪内撮影)

この時になるほどーと思ったのは、
ボイスレコーダー2つに、動画カメラと、いくつも保険をうって記録。
これを聞きながら思い出したり、いいフレーズを引っこ抜いて執筆していくんだそう。

竹田さん(左)と臼井さん(右)による試食取材(※ライター坪内撮影)

こうやって「執筆の材料」にするのが目的だから、
お二人の感想トークも、ちょっとラジオのように、“外” を意識しながらしゃべってるような感じを受けました。

なのでお二人が食べた感想を、我々見学者も「なるほどねー」と感心しながら、楽しく聞くことができました。

 

いよいよカレー試食……!

 

こうしたお二人の録音が終わったら、
カレーは見学者のもとへ。

カレーは見学者のもとへ(※ライター坪内撮影)

人数多いですから、お皿に添えられた「取りスプーン」を使って、自分のお皿へ少し入れて、カレーを食べます。

臭いや味を試したり、先ほど臼井さん・竹田さんの言ってた感想にも納得したりしながら
みなさんでペロリと完食させていただきました♪

 

いやぁ、ホントに26種類もあれば、味もさまざま。
「牡蠣カレー」、「味噌カレー」、山梨県の「ほうとうカレー」、「メロンカレー」など……

本日のカレーたち(※ライター坪内撮影)

こりゃうまい!というものもあれば、「これをカレーって言っちゃうのはどうなの?」ってものもあったりして。
「これはキツイわぁ……」っていうのも、自分でお金払ってそうなっちゃうと悔しいけど、ま、無料ならいい経験ですし♪

あと、メーカーさんによっても特徴があるのもよくわかりました。
ちがう種類のカレーを食べても、「あれ?この味似てる・・・やっぱりどっちも製造元〇〇さんだわ!」みたいのがあったりして。

中には、「このパッケージのこのフォントは…!」なんてマニアックな目線でも調査できました。

ごはんもいただいちゃいました!(※ライター坪内撮影)

ホント、普段自分じゃなかなか買わないカレーも、たっぷりと満喫できました。

 

 

その中でも、私が「自分で買って、もう一度食べたい!」と思ったのが、

トロピカルドラゴンカレー

トロピカルドラゴンカレー

あかまる牛肉店 通販サイトより

ちょっと濃いめのカレー(中辛)の味ももちろんなんだけど、

鳥取和牛のドデカい肉の塊150gがドーンと入って、パンチ力MAX!!(カレー300g中の半分が和牛)
2人で食べてもいいくらいのボリューム感です。

このお肉の大きさ!!!写真でわかるかなぁ……(※ライター坪内撮影)

なぜ「ドラゴンカレー」なのかというと、こちらを作っている「あかまる牛肉店」のある鳥取県湯梨浜町(ゆりはまちょう)が、
「ドラゴンカヌー」の大会も行われる場所として有名だからなんだとか。
で、その「ドラゴン」にちなんで、沖縄県産の「ドラゴンフルーツ」もカレーに入れて、その旨味を引き立ててあります。

お値段は税込み1650円と、ちょっと贅沢ですが、2人でなら800円ちょい。
このウマさなら、私はそのくらいのお金バンバン払っちゃいますよ♪

 

その他のカレーのレビューは、ぜひとも「版元ひとり」さんの食べ比べ同人誌を買ってみてください。

 

 

こうして全26種類のレトルトカレーをいただいた上に
竹田さんの北海道土産「クマ肉の大和煮」「トド肉の大和煮」の缶詰までいただいて、
普段なかなか食べられない、いろんな味を楽しんだ一日でした♪

 

完成した同人誌は、11月1日の「おもしろ同人誌バザール」にて初売り

次のおもしろ同人誌バザールは

11月1日(日)
ベルサール神保町の本館とアネックスにて開催です。

ぜひ遊びに行ってみてくださいね。

この日の取材の新刊『このご当地カレーがすごい!』も発売されるとのことですよ!

 

私も遊びに行くつもりですので、もしかしたら会場で会えるかもW

あなたも「新たな知識の沼」にハマってみませんか?

 

この記事を書いた人

坪内著者坪内 悟   Satoru TSUBOUCHI

ライター。俳優や放送作家、ラジオパーソナリティ(かわさきFM『平成POPオヤジーズ』放送中)としても活動。

白

 

 

 

※『ダンラク』では、「情報系同人誌の取材」の取材をさせていただけるサークルさんを募集しております。
まずは『ダンラク』のTwitter(@DANRAKU_twi)をフォローしていただき、(こちらもフォローさせていただきますので、)DMにてご相談させていただければと思います。
よろしくおねがいいたします。

 

 

頼れる人

テキストもダミー

食品添加物イメージ

うま味調味料

もちろん「味の素株式会社」の持つ商標(※2020年3月現在)。「味の素株式会社」にはこのほかにも、「ほんだし」や「スリムアップシュガー」など、すっかり浸透して一般名称と勘違いしそうな商標がたくさんあります。詳しくはこちら

マンションのキッチン

短期賃貸マンション

「株式会社マイステイズ・ホテル・マネジメント」が商標を所有(※2020年3月現在)。もともとは「♪ツっカサ~のウィ~クリィ~マンっションっ!」で一世を風靡した「ウィークリーマンションツカサ」が、短期賃貸マンション事業を米投資会社「リーマン・ブラザーズ」に売却したことで生まれた会社だそうです。

ポータブルカセットプレーヤー

携帯音楽プレーヤー

『ウォークマン・WALKMAN』は、「ソニ-株式会社」の登録商標(※2020年3月現在)
しかし、オーストラリアにおいては、2002年に最高裁判所によって「『ウォークマン』はすでに “ポータブルオーディオプレイヤーの一般名称” になっていて、ソニーは商標権を失っている」という判決が下されてしまい、ソニーは「ウォークマン」の商標を独占使用できなくなっているんですって。

トイレ

温水洗浄便座

『ウォシュレット』の名称は、「TOTO」の登録商標(※2020年3月現在)

エアロバイク

自転車型トレーニング器具

『エアロバイク』は、「株式会社 コナミスポーツライフ」の商標(※2020年3月現在)。もともと開発したのはこれを開発したのはベビー用品で有名な「コンビ株式会社」でしたが、その後コナミに商標が渡されました。

エレクトーン 鍵盤

電子オルガン

『エレクトーン』は「ヤマハ株式会社」の商品名であるため、商標も当然ヤマハが所有(※2020年3月現在)。カワイの直営店に行って「エレクトーンを見せて下さい!」とか言うと、たぶん怒られます(カワイの電子オルガンは『ドリマトーン』)

高速道路のオービス・東京

速度違反取り締まり装置

オービス(ORBIS)』は『ボーイング社』が開発したもので、日本では『東京航空計器』という会社が商標登録しています(※2020年3月現在)。もともとはラテン語で「眼」を意味する言葉から名付けられたそうです。

オセロ

オセロ風ゲーム、リバーシ

「株式会社メガハウス」が、『オセロ・Othello』の専用使用権を所有(※2020年3月現在)。「メガハウス」はバンダイグループの会社ですね。

ワイシャツ

ワイシャツ

もともとは1918年(大正7年)に「美津濃株式会社」(現:ミズノ)が、ちょうど第一次世界大戦で「勝った」ことにひっかけて、『カッターシャツ』との商品名にしたんだそう。ネットを調べると、「もと商標」とあるので、現在は一般化しているものと思われます。詳しくはミズノの社史サイト(1918年の欄)をご覧ください。

三角コーン(PSDは切抜き)

コーン標識、パイロン

『カラーコーン』は、「セフテック株式会社」の登録商標(※2020年3月現在)。これをたくさん送られる漫画家さんもいますよね。

領収書とボールペン01

ノーカーボン紙

「富士フイルム株式会社」が所有(※2020年3月現在)

7色のクーピー #3

オイルパステル

『クレパス』は、「株式会社サクラクレパス」が商標を所有(※2020年3月現在)
公式サイトにもしっかり書いてありますね。

ツナ缶

ツナ缶

『シーチキン』は、「はごろもフ-ズ株式会社」の登録商標です(※2020年3月現在)

マッターホルン

ジェットバス、気泡風呂

『ジャグジー』は、これを開発したアメリカの企業「Jacuzzi」社の登録商標(※2020年3月現在)

川の中の修行僧16

中国武術、少林武術

『少林寺拳法』は、「一般社団法人 SHORINJI KEMPO UNITY」が所有(※2020年3月現在)

セロハンテープ

セロハンテープ

「ニチバン株式会社」が商標を所有(※2020年3月現在)。出願時には「単なる『セロハン製テープ』の略称ではないか?」と判断されてしまって審査もされず、7年半もの時間を経てやっと取得できた商標なんだそう。

荷物を渡す配達員の男性4

宅配便

『宅急便』は、クロネコヤマトの「ヤマトホールディングス株式会社」が所有(※2020年3月)。映画『魔女の宅急便』のスポンサーにもなりましたよね。

旅

弾丸旅行

『弾丸ツアー』は、旅行会社「株式会社JTB」が所有(※2020年3月現在)

トランポリン

跳躍器具

創始者ジョージ・ニッセンの会社と提携関係にあった「セノー株式会社」が、1960年に商標を登録し、所有(※2020年3月現在)

鍵盤ハーモニカPSD背景透過パス付き

鍵盤ハーモニカ

『ピアニカ』は、製造・販売元の「東海楽器製造株式会社」および「ヤマハ株式会社」の登録商標です(※2020年3月現在)

カメラ51

インスタントカメラ・写真

2020年3月現在、「PLR IP Holdings, LLC」が商標を所有。

マジック2

フェルトペン

『マジックインキ』の商標権は、「株式会社 内田洋行」が所有(※2020年3月現在)

ufoキャッチャー

クレーンゲーム機

 『UFOキャッチャーは、1985年に製造・販売を開始した「株式会社セガゲームス」の登録商標(※2020年3月現在)

ルービックキューブ(切り抜きパス付・PSD背景透過)

六面立体パズル

ハンガリー生まれのこのパズルは、1980年夏頃に「株式会社ツクダオリジナル」から日本発売。その販売に先立ち、1980年4月に商標出願、1983年11月に登録され、その後、「株式会社メガハウス」に移転されました(※2020年3月現在)

 

 

ボビナム・男性と女性16

てすと

テスト

 

今回の同音異義語は、以下のような意味の違いがあります。
使う場面によって、正しく使用しましょう。
(※正確な語意や細かな差異については、辞書を調べてください)

 

①フシン

「不審」……疑わしいなと思うこと
⇒『審』の一文字で、「詳しく調べて明らかにする」の意味なので。
正体がわからず怪しいのは、「不審者」ですものね。

「不信」……誠実でないので、信用しないこと
⇒信じないから、「内閣不信任案」を出すんですもんね。

 

②タンタン

「淡々」……あっさり

「坦々」……何事もない 平ら 平凡

※ちなみに、「担々麺」は、道具をぶら下げた天秤棒を “担” いで売り歩いた麺なので、『担』を使います。

 

③タイケイ

「大系」……同じテーマや傾向の著書や文献をまとめて編集した書物のあつまり

「体系」……それぞれ個々の要素が、一定の規則や原理に基づいてまとめられている理論や組織

 

現状、新聞などでは「体型」と「体形」は、ほぼ区別はなく、「体形」に統一しているそう。
あえて区別するなら……

「体型」……体の形のタイプ(類型として比較するときに使う)
⇒「やせ型」とか「肥満型」とか。

「体形」……生物のカラダのカタチ

 

 

④レンケイ

「連携」……同じ目的を持つ同士がつながって、協力し合いながら物事を行うこと。

「連係」……いくつかの物事がつながって、お互いに密接な関係をもつこと。(協力するニュアンスは、特にありません)
 ⇒ 「提携」などで使うように、『携』は「手を携えること」。
   「関係」などで使うように、『係』は「つながること」と覚えるといいかも。

 

⑤ヘンザイ

「偏在」……かたよって、あるところにだけ多くあること。

「遍在」……どこにでもあること。
⇒読みも同じだし、漢字も似ていますが、意味はほぼ正反対なので、気を付けましょう。

 

岡崎社長

「体型」と「体形」は、ちょっと難しいかもしれませんね

 

今回の同音異義語は、以下のような意味の違いがあります。
使う場面によって、正しく使用しましょう。
(※正確な語意や細かな差異については、辞書を調べてください)

 

①イドウ

「異動」……地位や職務が変わること。
⇒ちなみに、勤務地が変わる時や、住民票が変わる時も「異動」を使います。

「移動」……物が物理的に動いて、位置が変わること。

 

②イシ

「遺志」……亡くなった人が生きていた頃に持っていたこころざし。

「意志」……その物事の実行を決意する積極的(前向き)な気持ち。

「意思」……自分の考えや思い。

 

③コウセイ

「校正」……印刷物の文章や文字などの、間違い・不具合を指摘すること。

「更正」……(税金や登記を)改めて直すこと

「更生」……生まれ変わること。転じて、よくない状態から立ち直ること。
⇒『会社更生法』は会社が生まれ変わるため、「更生」を使います。

「厚生」……生活や身体などを豊かにすること。
⇒またこの場合、『厚生労働省』は固有名詞なので、これしかない。

 

 

④サイゴ

「最後」……続いている物事の一番あと。

「最期」……命がなくなる時。死に際。
 

 

⑤ジテン

「自転」……(天体などが)内部にある軸を中心にして回ること。

「時点」……時の流れの、ある1点。

「辞典」……言葉の意味や文法、使用例などを説明した本。

「事典」……事柄の内容を説明した本。他と区別するために「ことてん」とも呼ぶ場合もある。

「字典」……の読み方や使い方を説明した本。他と区別するために「もじてん」とも呼ぶ場合もある。

 

岡崎社長

ちゃんと使い分けられたかい?

 

今回の同音異義語は、以下のような意味の違いがあります。
使う場面によって、正しく使用しましょう。
(※正確な語意や細かな差異については、辞書を調べてください)

 

①サイケツ

「採決」…… 会議の参加者が賛否の意思表示をして、物事を決定すること。「決をとる」

「裁決」…… 上の者物事の良し悪しを判断すること。(みんなでなくてOK)

 

②キョウセイ

「叫声」…… さけび声。

「嬌声」…… 女性のなまめかしい声のことで、男性の関心をひくための “つくった声” であるのが特徴。

 

③シアン

「思案」…… あれこれ考えをめぐらすこと。

「私案」…… 個人的な考え。

「試案」…… 試しに作った、仮の考え・計画。

 

④スイショウ

「水晶」…… 鉱物の一種。

「推奨」…… 人や物などが優れていると、人に勧めること。
 

 

⑤ドウシ

「同旨」…… 趣旨が同じであること。

「同志」…… 理想や目的を同じくする(思想を共有する)仲間。
  ⇒また、この場合は固有名詞なので『同志社大学』しかない。

「同士」…… 同じ仲間・種類。
  ⇒「いとこ同士」「男同士」などで使われるように、思想・志は関係ない。

 

岡崎社長

ちょっと難しかったですかね?

 

今回の同音異義語は、以下のような意味の違いがあります。
使う場面によって、正しく使用しましょう。
(※正確な語意や細かな差異については、辞書を調べてください)

 

①イガイ

「以外」…… 「~を除いて」

「意外」…… 「想像を超えて(想像の範囲を外れて)

 

②ウンコウ

⇒どちらも意味は「決まった軌道上を進んでいくこと」。

「運航」…… こちらは舟を表す『航』が付くのでわかるかもしれませんが、舟・船や飛行機の場合のみ使います。

「運行」…… こちらは陸の交通手段、または惑星などに使います。

 

③カイトウ

「解答」…… 「問題を解いて、“正解”を出すこと」

「回答」…… 「返事をすること」。なので、返事が様々な「アンケート」には、『回答』を使います。

 

④カギョウ

「稼業」…… “稼”ぐ仕事=「収入源とする職業」

「家業」…… ”家”の仕事=「その家で代々受け継がれて来た職業」

 

⑤キセイ

「既成」…… すでに存在するもの。

「既製」…… すでに “商品・製品として” 存在するもの。

「規制」…… 規律を守るために、“制限する” こと。

「規正」…… 悪い点を “正しくなおす” こと。
  ⇒また、この場合は固有名詞なので『政治資金規正法』しかない。

 

岡崎社長

結構わかっちゃいました?