バズり確実!? SNS映えで広がる「顔はめパネル」の魅力
なんだかんだ言って、いまだに衰えない
“SNS映え” 。
2017年の流行語大賞にも『インスタ映え』が輝き、巷ではインスタグラマーにPRを依頼したり、SNS画像でバズる戦略を真剣に考える企業もたくさん出てくるようになりました。
これまでも、「壁面に大きく描かれた天使の羽(エンジェルウィング)」や「真上から撮ったおいしそうなランチ」、「ビビッドな色合いの内装を施したおしゃれカフェ」「やたらめったらハートのアイテム」など、SNS映え定番ツールがたくさんありましたよね。
でも今回は、そんな最近の“SNS映え”には負けない、こんなアイテムをご紹介しましょう。
それは……
「顔はめパネル」
誰でも一度は顔を出し、記念撮影をした経験があるのでは?
穴がいてるとついつい顔を入れたくなっちゃいますよね。なんなんでしょう、あの心理w
そしてもちろん、スマホで撮って拡散して……
ま、コミカルなものも多いので、こちらは “インスタ映え” よりも “Twitter映え” のほうが確率高いかもしれませんけどw
そんな顔はめパネルが、ここ最近は多様化してきているようなんです。
パーティーでも大活躍!「手持ち顔ハメ」
パネルはどこかに置かれているのが一般的ですが、現在はネットで販売もされているんですって。
ラインナップはさまざで、手で持てるサイズは特にお手軽ですね。
そんななか、特にネット上でよく見かけるのが、「SNS画面風のパネル」です。
大きく空いた部分からは顔を出すもよし、おすすめの食べ物などを見せるのもよしで、いろいろな使い方が楽しめます。
結構、結婚式の写真撮影用なんかに使われてるみたいですね。
またこちら、『大判プリントの達人』などでは、自分でオリジナルの手持ち顔はめを作ることもできます。
ちょっとしたイベントなんかにも活用できそうですよね。
顔はめパネルで販売促進!
また、CDショップの『タワーレコード』では、顔はめパネルが販売促進に活用されています。人気のアーティストになりきれるものや、映画のポスターに入り込めるようなものもあって、思わず顔を出してみたくなりそう。
大きなパネルは人目を引くので、売り場づくりに役立つし、顔を出した写真がSNSにアップされれば、さらなる宣伝効果も見込めそうですよね。
さらに、原宿にあるフジフイルムの写真屋さん『WONDER PHOTO SHOP』には店頭に手持ち用の顔はめが置いてあり、道行く人も足を止めてそれらを自由に使って写真撮影を楽しんだりしています。
こちらのお店のキャッチコピーは「写真で もっと 遊びたくなる」。このコンセプトに顔はめはぴったりなのではないでしょうか?
自社のオリジナル顔はめ作ろう
こうして様々な場面で顔はめの販売促進効果がわかってきたら、「ウチの会社でも作りたい!」というところも出てくるでしょう。
手持ち顔はめはなんとか自分たちでプリントアウトしたりして作成できるかもしれませんが、
屋外に設置するものは完全にプロにお願いしたほうが無難でしょう。
たとえばこちら、「顔ハメ看板製作所」
ここで作る看板は、倒れにくいオリジナルの安全構造♪
既存のデザインパターンから選んでサクッと作ることも、
変形にカットした他にはないデザインで作ることも可能。
お店なんかやってる方は、ちょっとサイトを覗いてみては?
この他にも、顔・写真をはめられる絵本やカレンダーが発売されていたり、広島県が豪雨災害の復興PRに顔はめパネルを採用していたりと、興味深い展開も見られます。
「顔はめパネルマニア」なる人も存在していて、
ご当地のパネルを巡ったり、パネルを自作して楽しんだりしているんですって。
カンタンにSNS映えができるように、さまざまな進化をとげている「顔はめパネル」。
ぜひ、お気に入りのものを見つけてみてくださいね。
(※この記事は2019年10月25日リリースの記事を再構成いたしました)
『ヒットの潮流』班
~当サイト『ダンラク』の運営会社・株式会社ダンク内のトレンドリサーチチーム
ライター。俳優や放送作家、ラジオパーソナリティ(かわさきFM『平成POPオヤジーズ』放送中)としても活動。