夜を華やかに、やさしく彩るイルミネーション
冬の夜を彩るイベントとして、様々な場所で見られるイルミネーション。
師走の忙しい時期ですけど、ちょっと心のひと休みしません?
仕事帰りに遠回りして、美しい光景に酔ってみるのもいいかも。
今回はこの冬話題の、そんな都内のイルミネーションスポットをご紹介します。
丸の内イルミネーション
その名のとおり丸の内エリアを代表するイルミネーションで、毎年11月頃から約100日間にわたって開催され、今年で18年目の開催を迎えます。有楽町から大手町まで、距離にして約1.2kmにも及ぶ街路樹が、100万球以上ものシャンパンゴールドのLED電球で彩られる様はまさに圧巻の一言。思わず「まさに丸の内」と言いたくなるほどの煌びやかなイルミネーションですが、実はエコイルミネーションとしても有名なのをご存じでしょうか。
「丸の内イルミネーション」では1球当たりの使用電力を約65%カットするLED電球を取り入れ、2014年度からは1球あたりの使用電力をさらに30%カットする「NEWエコイルミネーション」を一部に採用しています。この取り組みが評価され、2016年度(第12回)には「日本夜景遺産」としても認定された経歴を持ちます。
また、期間中に使用するすべてのエネルギーには、太陽光や風力などの自然エネルギーで発電されたグリーン電力を使用するなど、私たちの心を弾ませる煌めきは損なわず、地球環境にもやさしいイルミネーションとして東京の夜を彩ってくれます。
青の洞窟 SHIBUYA
目黒川で2014年に行われ、話題となった『Nakameguro 青の洞窟』。
2016年に渋谷で復活し、昨年2018年はなんと280万人が来場したという大イベントです。
今年も11月29日から始まり、青色LED約60万球で代々木公園ケヤキ並木から渋谷公園通りまでの全長約800mをライトアップ。
『青の洞窟』内に設置されたステージ上に、幸運をもたらす3つの鐘「FORTUNE BELLS」が登場。
鐘にはそれぞれ「富の鐘」「知の鐘」「愛の鐘」の名前がつけられ青く幻想的な風景を堪能できるそうです。
TOKYO MEGA ILLUMI (東京メガイルミ)
昨年2018年、大井競馬場に登場したイルミネーション。
有料ではありますが壮大な敷地を利用し、『虹色に輝く光の大噴水』『光の樹木と天空のオーロラ』『桜花に煌めく100mの光のトンネル』などを体感できます。
そして、大井競馬場だからこそできる“馬とのふれあいイベント”もあり、競馬ファンから家族連れまで楽しめます。
Caretta Illumination (カレッタ イルミネーション)
新橋から徒歩すぐの商業施設。
毎年多くの人が来場するカレッタ汐留の一大イベントの一つ。今年はディスニー映画『アラジン』とのコラボレーション!
世界中で愛される名曲「ホール・ニュー・ワールド」と実写版のために新たに書き下ろされた話題曲「スピーチレス~心の声」のふたつのプログラムを1時間ごとに上演していて見応えありです。
他にも『アラジン』の世界観を存分に体験できる魔法の絨毯がいざなうフォトロケーションが登場。
地上200mにある「天空のアラビアンフロア(46F)」や「スペシャル衣装展示(46F)」に「マジックカーペットエリア(1F)」があります。
年の瀬に向けてだんだんと世間が慌ただしくなるこの季節。
心にゆとりを持って、大人の寄り道を楽しんでみては。