世界7000言語以上!え、何カ国語対応すればいいの?~多言語展開のコストと労力を「やさしい日本語」で大幅削減
こんにちは。『ダンラク』ライターの坪内悟です。
あなたは“世界の共通語”と言ったら、何語を思い浮かべます?
昭和40年代生まれの著者と同じ世代なら、間違いなく「英語」と答えるでしょう。
でも、英語さえ押さえておけば本当に大丈夫なのでしょうか?
ネットで調べてみると・・・
など、様々な意見が。
他にも、チェコとか、ベトナムとか、ラオスとか、台湾とか・・・観光地でもある都市部では英語が通じても、田舎に行くと通じないなんてところも結構多いようです。
でもそんな国々の人たちが、来年に迫ったあのスポーツ世界大会や、外国人労働者雇用拡大をきっかけに続々と日本にやってきています。
そのため、日本でも公共施設などで「多言語対応」を行っているのをよく目にします。
駅の路線図、博物館の解説文、街中の注意書き看板などなど、様々なシーンで見ることができますよね。
たとえばこんな風に。 ↓
ただ、そこで翻訳されているのは、日本語の他に英語・中国語・韓国語といったところ。この4か国語対応が、現状では一般的のようです。
これを「●●語」も「××語」も、「■■語」や「▲▲語」だって・・・!と増やしていったら、
(さらに言えば、マイナーな言語になればなるほど専門家が少ないため、彼らへのギャラも高額になります)
いま世界には196カ国(※1)あり、使用言語は7000以上(※2)あると言われています。
では、そのうちのいったい何カ国語に対応すればよいのでしょう・・・?
(※1:外務省HPより ※2:言語百科事典『Ethnologue』より)
答えはカンタン。実はたった1つ、
外国人にも理解できる『やさしい日本語』を使えばいいのです。
自分たちに置き換えてみてください。
海外旅行に行くときに、旅行先で使われている言葉をちょっとは勉強して行きませんか?
ペラペラとはいかなくても、「単語くらいは・・・」とか、「例文くらいは・・・」とか。
それは外国人だって同じです。
特に旅行者ならまだしも、日本で働こうと思う外国人なら大部分の人が「少しずつでも日本語をマスターしなきゃ」と思うはずです。
だったらこちらは日本語で対応するほうがよいと思うのです。
ただし、普通の日本語は「回りくどい表現」や「尊敬語」「二重否定」などといった“こむずかしい部分”が多いので、日本人の思う意図が外国人には伝わりづらくもあります。
なのでそこは、外国人にもわかりやすい『やさしい日本語』を使うほうが誤解を招きにくく、効率がよいと言えます。
例えば、こんな場面も・・・
あれあれ?怒ってますよ。
外国人従業員が「5時10分」に到着しちゃったみたいですね。
なぜでしょう?
そう、外国人従業員は「5時15分より前」に着けばいいと解釈していたからです。
なので、『やさしい日本語』を使って、こう言い換えるのがよいでしょう。
ほら、ちゃんと伝わりましたね♪
また、企業やお店なら会話だけでなく、看板の表記や従業員マニュアルなどでも、「英語」や「中国語」などの主要言語に『やさしい日本語』を組みあわて補助することで、より多くの言語をカバーできます。
その結果、“多言語展開”にかかるコストと労力を大幅に削減することができるわけですね。
『やさしい日本語』は “日本にやってくる” どの国の人に対しても適応できる言語です。
個人でも、企業でも、それをフル活用していきましょう♪
※ダンクグループでは定期的に「やさしい日本語」の説明会も実施予定。
くわしくはダンクの「やさしい日本語」公式サイトをチェック!