【校閲小咄】校正会社に響く謎の呪文の正体は・・・!!
松本「いち きゅう かんま なな ろく よん えん かっこ ぜいこみ」
浜田「いち きゅう かんま なな ろく よん えん かっこ ぜいこみ」
読み合わせっていうのは、校正方法の一つだ。
原稿と校正紙を見比べてチェックしてると、視線が移動するから見落としが出やすくなるだろ?
文章のように意味を持ったものなら間違いは起きにくいけど、数字の羅列は意味を持たないからな。
視覚と聴覚を併せてフル活用するという、
まったくもって理にかなった方法だよ。
太田「724106-104510」
田中「724106-104510」
太田「015401-601427」
田中「015401-601427」
忙し過ぎて壊れたんでしょうか!!??
商品コードや注文コードみたいな、いわゆる管理コードっていうのは1文字でも間違うと注文できなかったり、きちんと管理できなくなったりして大問題になるんだ。
だから逆から読んでも正しい数列になっているか確認するんだよ。
ポケベルの暗号で言うと「何してる?」「今仕事」ですね!
ジョン「てぃーえいちえーえぬけー、すぺーす、わいおーゆう、ゼンブオオモジデ」
ポール「てぃーえいちえーえぬけー、すぺーす、わいおーゆう、ゼンブオオモジデ」
意味が分かったとしても、綴りが間違っていれば誤植なんだ。
だから一文字ずつ読み上げるんだよ。
池上「おんあぼきゃべいろしゃのうまかぼだらまにはんどまじんばらはらばりたやうん」
検版作業(印刷に回す直前の、最後のチェック工程)ってのは、どうしても時間が押して、夜中の作業になってしまうことがよくあるだろ?
人数も少ない。深夜、ひたすら紙をパタパタさせていると、
それを呼び寄せてしまうのかもな・・・
暗い廊下でこの世のものではない何かを見たり、
聞こえるはずのない音を聞いたり・・・
そういう恐ろしい経験をしている校正スタッフが、実はけっこう多いんだ・・・。
お前の後ろにも・・・・・・
ストロベリー・スマッシュブレイド
~旅スレを徘徊する絵師。ウサギとゴシック&ロリヰタをこよなく愛す。全体的に黒い。
梅干し大好き。 Macのこととなるとキョドりがち。フォヌカポウwww