文房具好きにはたまらない!トレンド文房具2020春
文房具はお好きですか?
かくゆう私も、執筆・編集・校正など文章にたずさわる仕事をしているので、どうしてもデスクワークの時間が多くなり・・・
そうなると、こりだすのが「文房具」。
デザイン的な見た目、使いやすさや書き心地といった機能面、コスパなんかにもこだわっちゃって。
東急ハンズやLOFTの文房具コーナーなんて行ったら、もう何時間でも見てられちゃいます。
ノートやペンはもちろん、ファイルやペン立て、付箋などにどっぷりハマってしまい、
私、ライター坪内も気が付けば、去年の「キングジムフェア」(キングジムの商品を集めた展示・販売イベント)で2万円近く使ってしまいました。
そんな私だけでなく、世の中にはかなりの数の「文房具好き」がいるようで、
『ブングスキー』なんてサイトもあったり、
『文具女子博』なんていうイベントも開催されたり。
あ、ちょっと前には『ブンボーグ009』なんてテレビ番組(『お願い!ランキング』内の企画)もありましたね。
そんな文房具好きによる、文房具好きのための、文房具に関する記事を書いていきます。
今回もテーマに基づいて、いま話題の文房具をご紹介していきますよ!
ブーム到来!透明文房具で見通し明るく!?
昨年2019年に、ちょっと変わったある文房具が話題となりました。
8月に開催された文房具の展示会イベント「文紙メッセ」のデザイン部門でグランプリを受賞、同じく文房具の見本市「文紙フェア」でも文紙フェア大賞金賞を受賞したのが、透明な消しゴム『クリアレーダー』です。
透明な消しゴム
これまでも透明な消しゴムはありましたが『クリアレーダー』は、従来の技術では実現が難しかった “柔軟性” や “消し味の良さ” を追求し完成させたもの。
透明のため、消したい文字を目で確認しながら消すことができます。
普段透明な文房具はあまり見かけたことはありませんが、実は『クリアレーダー』以外にもさまざまな透明な文房具が販売されているんです。
透明クレヨン
株式会社コクヨが開発した『透明くれよん』。
オイルゲルのクレヨンで、色を重ねても塗りつぶしてしまうことなく、下絵の線が透けて見ることができます。飴細工のようなビジュアルもきれいですね。
透明窓がついた蛍光マーカー
三菱鉛筆株式会社の『プロパス・ウインドウ』はペン先に透明な窓がついているので、ラインを引きたい箇所からはみ出さずに引けるという優れモノ。
最近ではペン先の透明窓を従来品より大きくしてさらに文字が見やすくなった『プロマークビュー』も発売されています。
これでマーカーがはみだしてしまうストレスも軽減するかもしれませんね。
透明付箋
無印良品や100円ショップでも購入可能な透明付箋。
下が透けて見えるので、貼ったところがじゃまをせず文字を読むことができ、トレーシングペーパーのように上から文字を書くこともできます。付箋をラインにしたり、しおりにしたりと使い方のバリエーションも豊富です。
いつものものが透明になるだけで見栄えがガラッと変わって使い方の幅も広がります。
透明な文房具を使って、仕事も先を見通せるようにしたいものですね。
オフィスが変われば文房具も変わる!フリーアドレス対応文房具が話題
最近のオフィスでは、各自が決まったデスクではなく、自由に働く席を選べるというスタイル、「フリーアドレス」が浸透してきていますよね。
これによって社員は作業を「こなす」だけでなく、その市場に対して「価値を創りだす」ことができるようになると言われています。いわゆる「ナレッジワーク」という考え方です。
オープンになることで、偶然のひらめきや出会いを引き起こしたり、プロジェクトごとのチームの連携などが可能になるわけです。
でもそのためには、自分の持ち物をもって運ぶ必要が出てきますよね。
収納力バツグン!持ち運びツールスタンド
サンスター文具から、自立するペンケース『DELDE(デルデ)』が発売されたのが2016年2月。
飲料の紙パックで作った試作品から生まれたこのペンケースは、わずか3秒で35本も入るペン立てになる使いやすさ、女性向けのデザインが受けて大ヒット!
いまやペンケースだけでなく、サンスター文具の1“ブランド”になりました。
それまで「ペン立てになるペンケース」といえば、2006年から発売されているコクヨの『ネオクリッツ』が定番でしたが、
それとは異なる変形ギミックで、文房具ファン界隈に衝撃が走りました。
それ以来、「ペン立てになるペンケース」が1つのブームに。
ソニックの『スマ・スタ』、リヒトラブの『SMART FIT ACTACT スタンドペンケース』なんかも人気ですね。
そんな中で、ペンだけでなく、デスクまわりの文房具をまるっと持ち運べて、立たせた状態でセッティングできちゃうのが
コクヨから発売されている『ハコビズ』です。
215×45×185mmというサイズながら、ペンを立てて収納でき、電卓や付箋も入るポケットや、消しゴムやクリップなど小物も収納できるメッシュポケットもついて、予想以上の大容量!この4.5cmというマチがポイントですね。
ペロッと折り返した手前の面にはスマホも立てかけられるため、着信を見逃す心配も少なくなりますし、スマホが置き時計代わりになって仕事時間の管理もできます。
コクヨではこのほかにも、ビジネスツ―ルの持ち運びに最適な「もちはこ」シリーズを展開。おすすめですよ♪
会議で活躍!どこでもホワイトボード
フリーアドレスになると、会議や打ち合わせだって会議室で行うとは限りません。
でも、参加メンバーから出た意見を整理して可視化したり、同じものを見て情報の共有をするのには、ホワイトボードが必須ですよね・・・
というわけでご紹介するのは、カウネットの『持ち運べるミーティングホワイトボード』
パタンと折りたたんで運ぶことができ、使うときも組み立てカンタン♪
また、マーカーやマーカー消しなどのツールを入れるポケットもついているのがニクいですね。
サイズもA2~A3、縦タイプ・横タイプなどバリエーションもあって、みんなで見るには最適かも。
「・・・でも、会議じゃなくて2~3人の“打ち合わせ”レベルだから、
こんなに大きいのいらないんだよね・・・」というあなたにオススメしたいのが、欧文印刷株式会社の『nu board(ヌーボード)』。
ノートタイプのホワイトボードで、これは筆者(坪内)もフル活用しています。
番組企画のアイディア出しや、ディレクターとの打ち合わせなど、どうしても口頭だけだと整理しきれないものをどんどん書いていきます。
アイディア出しでは、「そのネタ、さっき言わなかったっけ?」っていう重複を避けたり、「そのネタからの発展で・・・」なんて展開にも使えます。
さらに、打ち合わせなんかでは「これ、違う角度からもう一度考えてみない?」とかいうプロデューサーの一言で全部書き直しになることなんかがよくあるので、ノートに書くより書いたり・消したりができて便利なんです。
また、ディレクターと同じものを見れるので、「互いの言うことを勘違いしてた」というリスクを極力減らすことができます。
フリーアドレスでも隠したい時も・・・
場所がなくってデスクでお弁当食べようと思ったら、目の前の人はまだまだ仕事中・・・
いくらオープンなフリーアドレスとは言っても、隠したいときだってありますよね。
そんな時に便利なのが、キングジムの『TATETE(タテテ)』。
ファイルなんかでも使われているポリプロピレンでできた、デスク用のパーテーションです。
軽量なので設置もラクラク。半透明の2枚のシートを重ねている構造なので、その間に領収書などちょっとした紙類を挟むこともできます。
一時的に集中したい「読書」とか「PC作業」とか、必要な時だけ仕切れるっていうのが便利ですよね。
あなたもトキメキの文房具を使うと、仕事もワクワクしてくること間違いありませんよ!!
次の私のお目当ては、2月15日(土)の「東急ハンズ 文具祭り2020」です♪
ライター。俳優や放送作家、ラジオパーソナリティ(かわさきFM『平成POPオヤジーズ』放送中)としても活動。
『ヒットの潮流』班
当サイト『ダンラク』の運営会社・株式会社ダンク内のトレンドリサーチチーム