スッキリさせます!アレコレお悩み解決術【後編】
『スッキリさせます!アレコレお悩み解決術』、
先週お送りした【前編】では、お悩み解決の定番である
「占い」と「相談」をご紹介しました。
「ただやっぱり、このままでは誰か(何か)に頼りっきり。弱い自分を変えていかなきゃ」と思う方もいるでしょう。
【後編】は、そんなあなたにお届けします。
悩みの解決には、「自分を変えよう」。
かの天才劇作家も、こう言いました。
世の中には幸も不幸もない。
ただ、考え方でどうにもなるのだ。
――― ウィリアム・シェイクスピア(William Shakespeare 1564-1616)
別視点から見てみよう『ネガポ辞典』
この言葉を実践するためにサポートしてくれるのが、『ネガポ辞典』というアプリ。
これはネガティブな言葉を入力すると、ポジティブな言葉に変換してくれるというアプリなんです。
1つの物事を違った方向から考えてみることで、ポジティブな方向へ気持ちをむける「リフレーミング」という心理学的な考え方にも近いですよね。
たとえば、コップの中の水を
「半分もある」ととらえるか?
このどちらにとらえるか、によって「心の持ちよう」も違ってくるはず。
同じ意味のものを違う言い方にすることによって考え方が変わり、精神的な負担にも変化があるのではないでしょうか。
もちろん、不調をきたす状況なら専門家に相談してみることも大事な選択の1つですが、
こうした方法でいろんな方面からアタックしてみると
思わぬところで、悩みに対するよい効果が生まれるかもしれませんよ。
悩んだら、「筋トレ」。
もちろん、「忘れる」のもひとつの方法。
かの実存主義哲学者もこう言いました。
忘却はよりよき前進を生む。
――― ニーチェ(Friedrich Wilhelm Nietzsche 1844-1900)
こんなふうに悩みごとを忘れるくらい夢中になれる、別のものを探すのもよいかもしれません。
「筋肉」アップで「ストレス」ダウン!?
その1つの選択肢が、最近人気の『筋トレ』です。
筋トレをすると脳内で分泌されるのが、「セロトニン」。
精神を安定させて、心を落ち着かせる神経伝達物質です。
これによって、筋トレの効果を邪魔するストレスを感じにくくすると言われています。
このセロトニンがドバドバ出るようになるのに必要なのは、「日光を浴びること」。
照度2500~3000ルクス以上の光を浴びるとセロトニン神経の活性化が始まるのですが、太陽光はなんと1万ルクス以上もの照度があるため、日光浴をすればあっという間にスイッチがはいるんですって!(電灯だとせいぜい500ルクス程度だそうで……)
また日光浴をすると、皮膚のコレステロールからビタミンDが作られ、血中カルシウムの濃度が高くなるそう。このカルシウムも精神を安定させて、イライラを抑える効果があるんだそうです。
そのため、外に出て軽くお散歩するだけでも、うつ病対策に効果が期待できると言われているんですよ。
人生前向きになる「筋トレ」効果
「でもコレじゃあ、【前編】の “一時的に忘れる” と同じじゃない!」って思ってません?
いやいや、「筋トレ」には精神的にもっと前向きになれる効果もあるんです。
それを解説したのがこの本。
マッチョ社長が教える究極の悩み解決法』(U-CAN 刊)
著者のTestosterone(テストステロン)さんは、筋トレ大好き社長。
Twitterにアップされる筋トレ愛から生まれる彼の「格言」で、
トレーニングはもちろん、ビジネス、生き方に至るまで、
モチベーションがわいてきて、前向きな気持ちになることができます。
彼のTwitterフォロワーは99.9万人(2020年1月現在)、
著書もシリーズが10冊以上出版されています。
その最初の本が、この『筋トレが最強のソリューションである』なのです。
私(ライター坪内)も初めてこの本を開いたときには驚きました。
なんたって筋トレのやり方など、まったく書いていないんです。
中に書かれているのは、「筋トレに関する精神論」。
筋トレってキツイからどうしても3日坊主になったり、自分に甘くなったり……
そんな経験ありません?
でもこの本によれば、
筋トレによって
「自己管理ができるようになる」
「孤独に強くなる」
などの効果が得られるそうで、
そうなれば、悩みの解決にも「新たな一歩」が踏み出せるのではないでしょうか?
悩んで悩んで、ちょっとでも前に進もうとガンバってみてください。
あの偉大な指導者も言っています。
最後まで…希望をすてちゃいかん。
あきらめたらそこで試合終了だよ。――― 安西 光義先生
(Mitsuyoshi Anzai:漫画『スラムダンク』より)
プルリーは、そんなあなたを応援しています。
ライター。俳優や放送作家、ラジオパーソナリティ(かわさきFM『平成POPオヤジーズ』放送中)としても活動。
『ヒットの潮流』班
当サイト『ダンラク』の運営会社・株式会社ダンク内のトレンドリサーチチーム