キレイ!不思議?おうちでも自然を感じる室内インテリア
季節は春から初夏に向かっていますけど、いまだに外に出るのもちょっと躊躇……。
季節の移ろいを感じられないのがツラいですよね。
そこで今回は、家の中でも自然を感じられる室内インテリアをご紹介しましょう。
■もくじ
花瓶にこだわって季節を部屋に
今年の春は、桜を楽しむこともなかなかできませんでしたもんねぇ。
やっぱり四季折々に咲く花は、心を和ませてくれます。
こんな状況ですから、オシャレで手軽な花瓶を使って花を生けて、自室やオフィスで自然を感じる演出をしてみてはいかがでしょう?
長年親しまれる超ロングセラー
デンマークのガラスブランド 「ホルムガード社」から販売されている『フローラ』は、ルイーズ・キャンベル氏がデザインした花瓶です。
凸型で安定感があって、1輪挿しでも、束にしても品よくかざることができるうえ、
わざわざ 購入した花でなくても、道端の野花をナチュラルでかわいらしく生けることができるのも魅力です。
無造作に生けてオシャレにかざることができる、
そんな使いやすいデザインが人気の逸品です。
収納も手軽なビニール花瓶
また、部屋の雰囲気や気分に合わせて気軽に花瓶を変えるこ とができるのが、「D-BROS」の『フラワーベース』です。
この花瓶 はビニール素材に柄をプリントしていて、透明感のある柄や幾何学模様、モダンなものまで色やデザインのバリエーションも豊富です。
少量の花でもさわやかに部屋をかざることができ、 使用しないときは折りたたむことができるので収納にも場所をとりません。花と花瓶を一緒にプレゼントしてその場でかざってもらう、なんて演出もできちゃいますよ。
堅苦しくなく使いやすい花瓶なら、さりげなく花を生けるだ けで部屋に四季を呼び込むことができます。
この機会に部屋のアクセントとして、花瓶と花をプラスしてみてはどうでしょう。
ちょっと知的なサイエンスオブジェ
自然や季節の移ろいを感じるのは、美しい花のように見た目から感じるものだけではありません。
そう、肌で感じる「温度」なんかもそうですよね。
ただよう姿にも癒される、謎のガラスの筒……?
机の上のガラスの筒。これなんだと思います?
これ実は、「ガリレオ温度計」という温度計なんです。
この温度計は、透明の液体の中に密度の違うガラス球が浮かんでいて、その浮かぶ高さによっ てある程度の温度を確認することができるんです。
ガラスの中には色の違う液体が入っていて、ゆらゆらと浮かぶ様子はとても和やかで癒されます。
あ、でもこの温度計、イタリアの物理学者ガリレオ・ガリレイが発明したわけじゃないんですって。
「液体の密度(比重)が温度によって変化する」という、彼が発見した比重測定原理を元に作られたので、彼の名前がついているんだとか。
「株式会社アイシー」の「ガリレオ温度計」のように、
外見の形状が円筒型のほかにも、
しずく型や、中のガラス球が星型になっているものもあって、
温度計としてだけではなくインテリアとして楽しむことができますね。
気温も気圧も楽しめる、白い結晶
また、全国的にはまもなく訪れる、環境の変化が大きい梅雨の時期なら「ストームグラス」がおすすめ。
19世紀に天気予報器として考え出された、この「ストームグラス」。
中には樟脳(しょうのう)やエタノールなどの化学薬品が入っていて、
それらが温度や湿度、気圧などによって結晶化し、さまざまな表情を見せます。
晴れの日なら結晶は下に沈み、台風など気圧が大きく変わる時にはシダのような結晶が見られるんだとか。
なぜそのような変化がおきるのか、科学的にはわかっていないそうなんですが、
天気を見る楽しみと、オブジェとしての美しさがありますね。
なかでも1919年(大正8年)創業の「茶谷産業 株式会社」が製造した『ストームグラス クラウド』は
雲の形をしたガラスの中に結晶が浮かんで、雲そのものが動いているような感じが楽しめますよ。
ジメジメとした少し息苦しい梅雨の時期に生活を楽しむには、このような気温や気圧の変化を目で見て楽しめる雑貨もオススメですよ♪
家の中でも、季節や自然を楽しめる方法はたくさん♪
こうしたものを取り入れて、
おうちでゆったり過ごす時間もおすすめですよ。