やさしい日本語スペシャルサイトがリニューアル
※これはPR記事です
『ダンラク』を運営する株式会社ダンクが力を入れているもののひとつ、
それが「やさしい日本語」です。
やさしい日本語ってなに?
「やさしい日本語」とは、日本語に不慣れな外国人にも伝わりやすいように、語彙や文法を簡単にした日本語のこと。
近年、様々な言語のルーツを持つ外国人が増加する日本において、多言語対応の1つとして注目されているものなんです。
「でもそんなの世界共通語の英語で十分じゃーん!」とか
「駅に行ったって、日本語のほかに英語や中国語・韓国語なんかの多言語で駅名が書いてあったりするのに」
・・・って思うでしょ?
実はその一方で、日本で暮らす外国人の割合をみると、
英語・中国語・韓国語のいずれも母語としないアジア圏の外国人がほとんどだったりするんです。
ですから、日本に在留する外国人でみれば、英語などよりも ”簡単な日本語” の方が通じやすいというのがホントのところなんです。
実際、国でも在留外国人との共生社会を実現させるために『外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策(令和3年度改訂)』が決定され、その中にも やさしい日本語 の活用について言及がなされています。
〔法務省、文部科学省〕《施策番号13》
「外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策(令和3年度改訂)」P5より
やさしい日本語 への書き換え方
そんな便利な やさしい日本語 ですけど、どうやって書き換えるのでしょうか?
ステップはざっくり4段階。
やさしい日本語ステップ① 一文を短く区切る
日本人だってなが~い文章は読んでる途中でこんがらがりますよね。ですから、文章を区切って、言いたいことを可視化します。
やさしい日本語ステップ② 情報の取捨選択
伝えたいことを整理整頓して、ここでは伝えなくていい情報はバッサリ行きましょう。
逆に、外国人は知らないかもしれない「日本の常識」は説明を足してあげる必要もあるかもしれません。
やさしい日本語ステップ③ 文章をやさしくする
日本人特有の回りくどい表現はスッキリわかりやすく。また、難しい単語や熟語表現もなるべく簡単な単語にしましょう。
やさしい日本語ステップ④ 読みやすさへの配慮
文節ごとに間隔をあけたり、フリガナをふって外国人にも読みやすくしましょう。
・・・と簡単なものなら、こんな段階を踏んで気軽に誰でも書き換えられます。
ですが、職場への導入や印刷物への反映など、本格的な やさしい日本語 翻訳とやるとなると案外難しい!
そこであなたをお手伝いできる「ことばのプロ」、株式会社ダンクの登場です。
ことばのプロが考える「やさしい日本語」
編集・校正を請け負ってきた株式会社ダンクが
この やさしい日本語 に注目しはじめたのは、2017年。
「やさしい日本語の対応は可能ですか?」というある翻訳会社からのお問い合わせが入ったことをきっかけに、
『ダンクのやさしい日本語プロジェクト』チームを発足。
株式会社電通・やさしい日本語ツーリズム研究会の吉開章さんによる講演会を受講して知識を広げ、
毎週勉強会を行い、メンバーの書き換え技術を磨きました。
また、一般社団法人やさしいコミュニケーション協会代表理事の黒田友子さんにアドバイザーとなっていただき、
さまざまなケースに対応できる やさしい日本語 翻訳のノウハウを蓄積。
これまでも官公庁・自治体などからの やさしい日本語 の翻訳・変換や、自治体・団体などからのデザインの依頼に応えてきました。
そして2021年秋、サービス拡大を目指し、「やさしい日本語スペシャルサイト」をリニューアルしました。
やさしい日本語 サイト リニューアルのポイント
今回のリニューアルでは白をベースとしたスッキリとしたデザインに変更され、
ダンクが取り組む やさしい日本語 のサービス内容や実践事例などを、より詳しく豊富に紹介するサイトに生まれ変わりました。
(上の画像をクリックすると飛びます)
この新しくなったサイトでは3つのポイントに注力しました。
●やさしい日本語 への翻訳をもっとうまくなりたい人には
『やさしい日本語マニュアル』と『自治体向けやさしい日本語用語集』を無料でダウンロードできます。
ご興味のある方はぜひダウンロードしてみてください。
●やさしい日本語 を会社や団体の運用に役立てたい方には
『入門・やさしい日本語』の著者である吉開章さんによる、『やさしい日本語の手引』も販売しています。
●やさしい日本語 業界の最新事情を知りたい人には
(『ダンラク』からはリダイレクトで飛びます)
やさしい日本語のコンテンツを集めた、やさしい日本語ポータルサイトとして今後は運営していきます。
ぜひ一度、覗いてみてください。
今後も、やさしい日本語とデザインで、外国人とのコミュニケーションのお手伝いをさせていただきます!
『ダンラク』を運営する株式会社ダンク内のプロジェクトチーム。2018年結成。
長年培ってきた総合的な“編集力”を生かし、「やさしい日本語」をより身近なものにすべく活動を続けている。