「2019“よい仕事おこし”フェア」で企業や地方の元気をもらってきた
2019年10月7日(月)・8日(火)に有楽町・東京国際フォーラムで行われた、
『2019“よい仕事おこし”フェア』。
全国の信用金庫が作る実行委員会が主催したこのイベントは、「被災地復興応援」「地域連携」「地方創生」をテーマに、過去最多の229の信用金庫が協賛、521の企業や団体が出展しました。
まずは「ご当地観光等PR」から
エレベーターで地下1階へ下ると、ロビーギャラリーには小さなブースがぎっしり。
ここは「ご当地観光等PR」や行政関係、IT・情報通信関係の企業が軒を連ねます。
各地のPRのしかたもさまざま。
例えば、新潟県燕市はドラマ『下町ロケット』のロケ地マップを制作。
あの殿村さんちは燕市でしたもんね。
千葉県一宮町は移住者用に子育て支援サービスの情報を掲載した冊子を作っているのですが、なんとその表紙はあの『ストップ!!ひばりくん!』などでお馴染みの「江口寿史先生」の描き下ろし!!!
これは欲しいぃぃぃぃ!
私、嫁も子どももいませんけど、これはGETしないわけにはいかないでしょう!
また、宮城・山形観光推進協議会は、宮城と山形の「酒蔵めぐりガイド」を発行。これは呑んべえにはたまりませんよね。この冊子はこちらでも見られるようです。
そして福島県飯館村ブースでは村で採れた、キレイなお花をプレゼントしてくれました。
その他、
警視庁犯罪抑止対策本部では「アポ電疑似体験コーナー」があったり、新聞社のブースでは「自分の生まれた日の新聞」のコピーを無料でくれたり。
どうやら私が生まれた日は三木武夫内閣がスタートした日だったみたいですw
さんざんロビーギャラリーでフェアを満喫してしまいましたが、本番はそこじゃない!
さらに下のホールE1・2ホールにある企業ブースがお目当てです。
お目当ては、企業ブース
エスカレーターで下へ降り、
受付で入場パスをもらい中へ入ると・・・
ババババーン!!!
無数のブースが立ち並び、各企業がさまざまな自社商品をアピールしています。
そのブースを訪ねると、勉強になることも多くて・・・
アピールポイントを変えて新しさを
私も回ってみて面白いなと思ったのが、「おにぎりの具」専門店。
その正体は築地にある、創業1914年の老舗の佃煮屋さんなのだそう。
佃煮というちょっと渋い食品だけど、若者のニーズも増やしたい!
そこで思いついたのが「おにぎりの具」というコンセプトに絞ってアピールすること。
中身は同じなのに、そのアピールポイントを変えることで目新しさが生まれていますよね。
おなじみさんのギャップ萌え!?
また、地方の中小企業が並ぶ中で目を引く、とあるブース。
そこにあったのは、赤・黄・緑・黒の“見覚えのある”和柄カラーリングのポスター。
そう、「お茶漬けの素」でおなじみのあの有名メーカーです。
このメーカーがブースでPRしていたものは、お茶漬けの素ではなく、なんと
「災害備蓄用にフリーズドライしたご飯」。
6年保存がきくというその商品、水で柔らかくしたものはもちろん、そのままでも食べられる。
ということで、そのままの状態で試食してみると・・・
ウマい♪
塩コショウがちょっときいてて、かなりおいしくいただくことができました。
あれだと、災害が来る前に食べちゃうかもな・・・w
なにかの商品で有名になったメーカーが、また違う分野の新商品をアピールしようとするときは、逆にその「意外性」でアピールできる、いいチャンスなのではないでしょうか。
さらに、見るも不思議な「雨粒が止まる噴水」の機械メーカーや、冬にはあたたかい「暖房ベスト」のメーカーなども目を引きました。
そうした商品をすぐ間近で見れたり、実際に触って温かさを感じられたりできるというのは、こうした展示会でPRできることの大きなメリットでしょう。
それから各地の名産なんかも、もちろんわんさかありましたよ♪
また、出展している会社同士がほかのブースを回って、お互いに営業しているのも面白かったです。こうした場所で、まったく違う分野の会社と知り合うことで、思わぬ新商品が生まれるかもしれませんよね。このフェアは、そうした企業マッチング的な意味合いもあるんですね。
ダンクの「やさしい日本語編集」も出展
そんななか、本サイトの運営会社、株式会社ダンクが取り組む「やさしい日本語」プロジェクトもブースを出していると聞き、おじゃましました。
人人人の通路をずいずいと進んでいくと・・・
ありました!
みなさん、一生懸命にパンフレットを配っていますね。
「やさしい日本語」自体、まだまだ知られていないところも多いのですが、行き来する人も興味ありげにブースを覗いて「これはどういうサービスなんですか?」と尋ねてきます。
「うちの会社に外国人の従業員が6人いるんだけどね・・・」なんて具体的なご相談をしてくる社長さんもいらっしゃいました。
人目を惹くようなキャッチコピーと看板。
「やさしい日本語」の無料説明会なんかもあるようですね・・・
壁には「やさしい日本語」の使用例が書いてあったりして、わかりやすいですね。
こうして「やさしい日本語」の編集をおこなうパイオニア的な会社として、株式会社ダンクをPR。
そのかいあって、なんとTBSラジオからも取材が入ったそうです!
TBSラジオ「人権TODAY」(「蓮見孝之 まとめて!土曜日」内のコーナー)
2019年10月19日(土)朝8:20ごろから放送
■やさしい日本語の
・災害報道など放送局での使われ方
・役所の文書改善など自治体の取り組み
・一般企業の取り組み(ダンク)
・日本語を教える人の意見
・・・・・などが放送されました。
<編集部追記>
放送ログが掲載されました。詳しい放送内容はこちらをご覧ください。
ますます「やさしい日本語」が広がっていくといいですね♪
取材の後はお楽しみ♪
さて、取材も終わったということで、あとはフェアを楽しみますw
会場にはイベントステージもあり、取材後にテツ&トモさんのステージを見ることもできました♪
客席といっしょに「なんでだろ~」をやって大盛り上がりしていました。
(あ、写真はガッツ石松さん登場前のステージです)
そして飲食コーナーも外せません。
私がいただいたのは・・・『きょうの料理』にも出ている築地の有名な日本料理屋さんが売っていた
「九宝海老寿鍋(くほうえびすなべ)」。
こちら、割ると9つの宝が入っているという、エビだけで作ったがんもどき。
この「宝」とは、実は野菜やお肉のことで、
がんもどきを崩せば、カップの中でなべになるという逸品。
ゴロっとした大きなニンジンなどが入っているので、見た目以上にボリューム満点♪
ひとくち食べると上品な味が広がり、まさに料亭にいるかのような気分でした。
そしてお土産には、金沢のおかき『白えびビーバー』。
NBAに行ったバスケの八村塁選手が、チームメイトのトロイブラウンJr.選手に、この『白えびビーバー』をおすそ分けしたんだそう。
するとそのチームメイトの選手が「虜にされた!」とその美味しさを絶賛する動画をインスタに投稿。
それが話題を呼び、『白えびビーバー』はバカ売れ状態に。
ネットでも価格が高騰し、品切れが続く大人気商品になったんだとか。
しかし、ここは「“よい仕事おこし”フェア」。
製造元の「北陸製菓株式会社」が自ら出展しているので、幸運にも、しかも正規のお値段でゲットできました♪
え?誰にお土産?
もちろん自分用ですけど、なにか?
さまざまな企業や地方の元気とパワーをたくさんもらえた『2019“よい仕事おこし”フェア』。
来年はあなたも足を運んでみませんか?